津波や海難・山岳遭難時に備え、衣服やペット用グッズに貼り付けておくとレーザーで素早く発見しやすくなる「再帰性反射可変QRコード」の普及が始まりました。NPO法人光探索協会(大阪市)は、東日本・西日本の幹事企業と連携し、海中約10mまで照射できるグリーンレーザーを搭載したドローンを活用する「全国ドローンレーザー捜索隊」を組織。数千万円規模のレーザー計測装置を持つ民間事業者のネットワークも生かし、災害時の捜索体制構築を目指します。
再帰性反射可変QRコードは、光を受けた方向に強く反射する「再帰性反射材」と、情報を書き換えられる「可変QRコード」を組み合わせた小型エンブレムです。グリーンレーザーを布のように広範囲へ掃射し、反射光を解析することで、電波が届きにくい海中や山岳地帯でも、目視より効率的に居場所を特定できるとしています。QRコード化により個人ごとの識別が可能で、捜索対象の絞り込み時間短縮にもつながると説明しています。
協会は、学生の制服やアウトドアウェア、ペット用首輪など日常の衣類への装着を推奨。災害時だけでなく、迷子札や高齢者の見守り、旅行者の緊急連絡先表示など、多用途の「スマートお守り」としての活用も想定します。今後は無料講習会やオンライン販売を通じて利用者を増やし、将来はレーザー搭載人工衛星による広域捜索インフラ構築も視野に入れており、技術実証と制度面の整備がどこまで進むかが焦点となります。
【講習会情報】
「再帰性反射QRコード」無料講習会(再帰性反射可変QRコード1枚進呈)
日時:毎週月~金曜 10:00~17:00
場所:光トライオード 大阪支店(542-0073 大阪市中央区日本橋2-10-7 BMランド201)
申込:hikari.search@gmail.com へ事前予約
【商品情報】
再帰性反射可変QRコード アイロンプリント(光トライオード製)
購入方法:Amazonで「再帰性反射 可変 QRコード アイロンプリント」を検索
source: PR TIMES
